久米島ファーモ

お知らせ

教育の場としてもご活用いただいています!

2025.07.16

藻類農園FARMOは研究・観光施設としてオープンな場になっていますが、時には学生の学びの場にも生まれ変わっています!島内外の小中高生が藻類に関心を寄せてくれました。

小学生には、生き物を学ぶ授業の一環で、藻類についての紙芝居を聴いてもらったり、顕微鏡で観察してもらったりしました。目に見えない藻類は、ちょっぴり難しかったはずですが、みんな初めて見る生き物に興味津々でした。ハウスの中も見学してくれて、リアクターに流れる冷たいお水を触ってひんやり。子どもたちにとっては、水遊び感覚で楽しそうでした。(笑)

中学生には、課外学習の場としてFARMOの施設見学やスピルリナから色素を取りだす実験をしてもらいました。「光合成」や「プランクトン」は既に学んだことがある様子でした。しかし、教室を飛び出し、生産の様子を目の前で見て、物質を使ってリアルに実験してみる、という機会はとっても刺激的だったようです。スピルリナから青・黄・緑の3色が抽出できたとき、かなり驚き盛り上がってくれました。

高校生は、島内外からやってきてくれています。島内の高校では、スピルリナを用いた実験を行うため藻類を基礎から学びに来てくれています。

また、島外の学校さんには修学旅行の一部に組み込んでいただき、久米島の自然に触れるとともに、海洋深層水を利用した独自の産業「久米島モデル」を見学し、学びにきてくれました。

↑ 色素抽出実験の様子

学生の皆さんのとっても熱心に藻類を学び、楽しんでくれる様子をうかがえて、大変嬉しく刺激をいただきます。

観光だけでなく、教育ツーリズムの場としてもご活用いただけるよう、藻類の魅力を分かりやすく、楽しくお伝えできるよう努めてまいります。