久米島ファーモ

Beauty & Wellness | COLUMN

心のモヤモヤに潜む、オメガ3の意外な関わり

そのモヤモヤ、
実は脳が関係している?

私たちは毎日、仕事や家事、人づきあいなど、たくさんのことをこなしながら過ごしています。大きな問題があるわけではないし、なんとか日々は回っている。それでも、小さな出来事で落ち込んだり、以前より少し余裕がなくなったと感じたりすることはありませんか?

休みの日にゆっくりしたはずなのに、どこか疲れが残っている。理由ははっきりしないけれど、「なんだかスッキリしない」と感じる瞬間。そんな小さな変化に、心当たりがある方もいるかもしれません。
こうした状態を、私たちはつい「気のせい」や「年齢のせい」「忙しいから仕方ない」と片づけてしまいがちです。けれど実は、こうした“気持ちのゆらぎ”の背景には、心そのものではなく、それをコントロールしている“脳”のコンディションが関係している可能性があるのです。

近年の研究では、脳の働きと栄養状態が深く関わっていることが分かってきました。脳が本来の力を発揮するためには、きちんとした「材料となる栄養」が必要です。そして、その代表的なものがDHAやEPAといったオメガ3脂肪酸なのです。

オメガ3が支える心の安定

フランスで行われた研究では、18~45歳の健康な男女が、DHAとEPAを毎日6週間摂取しました。すると、摂取していないグループに比べて、「イライラしやすさ」や「怒りっぽさ」といった気持ちの強さがはっきりとやわらいだことが確認されたのです。
注目したいのは、特別な病気や強い不調を抱えている人ではなく、“普段どおり生活している一般の人”に変化が見られたという点です。つまり、「なんとなく余裕がない」「ちょっとしたことで感情が揺れる」といった日常のゆらぎにも、栄養が関係している可能性があるということです。
DHAやEPAは、脳の働きを支える大切な栄養素のひとつ。脳の細胞同士がスムーズにやり取りできる状態を保つことで、ストレスへの反応や感情のコントロールをサポートすると考えられています。

とはいえ、DHAやEPAを十分に摂るには、青魚をこまめに食べ続ける必要があります。忙しい毎日や、魚が苦手な方にとっては、少しハードルが高いと感じることもあるでしょう。
そこで注目されているのが、藻類由来のDHA·EPAです。魚特有のにおいや味が少なく、環境にも配慮されたこの選択肢は、これまでDHAを意識してこなかった方にも取り入れやすい存在です。最近なんとなく疲れやすい、気持ちに余裕が持てない···そんなときこそ、まずは脳の栄養を見直すことから。DHAとEPAは、毎日を穏やかに、前向きに過ごすための、内側からのサポーターになってくれるかもしれません。