久米島ファーモ

Beauty & Wellness | COLUMN

スピルリナ研究から見る、食後脂質ケアという新習慣

油っぽい食事が重く感じたら

揚げ物やクリーム系の食事を食べたあと、なんとなく重たさを感じる。外食のあとに、以前よりすっきりしない気がする。40代頃から、そんな変化を感じる女性は少なくありません。もちろん、年齢を重ねても食事を楽しむことは大切。でも最近は、「食べないようにする」のではなく、“食後の負担感”に目を向ける考え方も注目されています。

スピルリナが着目される理由

近年は「脂肪燃焼」や「代謝アップ」という言葉をよく見かけますが、実は別の角度から研究されている素材もあります。そのひとつが、スピルリナ。スピルリナは藻類由来の素材で、栄養補給食品として知られています。近年では、“食後脂質”との関係についても研究が進められています。

「脂肪燃焼」や「代謝アップ」は、すでに体に蓄えられた脂肪をエネルギーとして使う考え方です。一方、“食後脂質”は、食事で摂った脂肪が体の中でどう処理されるかに着目した考え方。食事の脂肪は、まず「膵リパーゼ」という酵素によって分解され、その後、小腸から吸収されていきます。

近年の研究では、スピルリナ抽出物がこの膵リパーゼの働きに関与し、脂質を摂った後の血中中性脂肪の上昇を穏やかにした可能性が報告されています。つまり、“脂肪を燃やす”というより、食事の脂肪を体が穏やかに処理できるようサポートする。そんな「食後脂質」に着目した新しいアプローチとして、スピルリナが注目されているのです。

食後のコンディションが気になる方に

・揚げ物や外食のあとに、以前より重たさを感じる
・若い頃より、脂っこい食事が続かなくなってきた
・食事を楽しみたいけれど、食後の負担感も気になる

そんな変化を感じ始めた方にとって、“食後脂質”という考え方は、食事との付き合い方を見直すひとつのヒントになるかもしれません。もちろん、スピルリナは脂肪を「なかったこと」にするものではありません。ですが、近年では、食事で摂った脂肪を体がどう処理するかという視点からも研究が進められています。我慢するのではなく、食後のコンディションを意識する。そんな毎日のウェルネス習慣として、スピルリナを取り入れてみるのもひとつの選択です。