久米島ファーモ

Beauty & Wellness | COLUMN

e-sportsプレイヤー必見!

反応速度のカギはDHA・EPAだった。

「あと0.1秒早ければ」−e-sportsの勝負は、一瞬の判断で決まる

画面の端に一瞬だけ見えた敵。
ミニマップに映ったわずかな動き。
味方の位置を確認しながら、次にどこから敵が来るのかを予測する。
e-sportsでは、こうした一瞬の情報を見逃さず、「見る → 認識する → 判断する → 操作する」という一連の動作を瞬時に行う必要があります。
たとえばFPSで敵が姿を現した瞬間、プレイヤーはただ「反射的にクリック」しているわけではありません。画面から入ってきた情報を脳が処理し、状況を判断して、次の行動を選んでいます。そして、長時間のプレイでは、この「見る・考える・動く」という作業を何度も繰り返すことになります。だからこそ、e-sportsのパフォーマンスを考えるとき、練習量やデバイスだけではなく、視覚や脳のコンディションを支える栄養にも目を向ける価値があります。

ゲーム中の「見る・考える・動く」を支える、DHAとEPA

そこで注目したいのが、DHAとEPAです。
DHAは、私たちの脳や目に多く存在する脂肪酸。特に目の奥にある網膜では重要な構成成分として知られています。一方、EPAも、脳や神経の働きとの関係が研究されています。
実際に、健康な若い成人を対象にした研究では、EPAを多く含むオメガ3を30日間摂取した後、「見たものに対して、どの行動をするかを選ぶ」タイプの反応が速くなったことが報告されています。単純に刺激に反応する速さではなく、情報を見て判断するような反応で変化が見られたのです。
これは、e-sportsで求められる能力を考えると興味深い結果です。
敵を見つける。
状況を判断する。
次の動きを決める。
そして、すぐに操作する。
この一連の流れには、目から入った情報を脳が素早く処理することが欠かせません。DHAやEPAは、こうした「見る・考える・動く」ための身体の土台という視点から、e-sportsプレイヤーにとっても重要な成分と言えます。

次の「クラッチプレイ」のために、画面の外にも目を向ける

もちろん、この研究だけで「EPAを摂ればゲームが上手くなる」と言うことはできません。それでも、e-sportsで求められる視覚情報の処理、瞬時の判断、正確な操作にDHA・EPAが関係する可能性を示した研究には、興味深い接点があります。
「あと一発早ければ勝てた」
「一瞬の判断が遅れてラウンドを落とした」
「終盤になると、どうしても判断が鈍る気がする」
そんな経験があるプレイヤーなら、次のトレーニングでは、エイム練習やリプレイ分析だけでなく、自分の身体と脳をどうコンディショニングするかにも目を向けてみてはいかがでしょうか。
勝負を決めるのは、画面の中の一瞬。
その一瞬を支える準備は、画面の外から始まっているのかもしれません。

 

参考論文:
Omega-3 fatty acids modify human cortical visual processing — a double-blind, crossover study